こんにちは、プッキー(@pukky)です。
時間かけてテキスト勉強してもすぐ忘れてしまうんだよね。そのせいで問題集買ってもなんだか上手く解けないし・・・なんだか「忘れる」ってことに対して臆病になってきた。何か良い案はないかな?
今回は上記のような質問にお答えします。
- 「記憶の鮮度を保つ」とは?
- 時間が経つと人間はモノを忘れてしまう・・じゃあ時間をかけなければいい
- OUTPUTしていく過程でINPUTするやり方だってある
勉強したその日はしっかり覚えている。でも勉強って長期戦。数日経過すると初日に勉強したことをする忘れてしまう。
独学で勉強しているとこんなことってありませんか?
記憶力がメチャ良い人は置いておいて、そういう方って結構居るんじゃないかなって思います。事実私もそうでした。
とはいえ私自身もそのままではいけないと思い、勉強を続けていく中でどうにか解消できないかと色々と模索してきました。
そして「すごく陥りがちなある点が原因ではないか」と気づいたんですね。結局私はその部分を見直すことで勉強を効率よく進めることができるようになりました。
今回はそんな「経緯&改善方法」を解説していきます。
ポイントは「記憶の鮮度を保つ」と「時間」です。それでは早速いってみます。
※この記事はあくまでブログ著者の個人的見解、体験に基づくものです。
【独学勉強】知識の鮮度を保つことで「すぐ忘れてしまう」を減らす
独学で資格の勉強をしようとするとき、大抵こんな感じで進めていくのではないでしょうか。
「初めての資格に挑もうとする」のなら、まずは全容を掴むためにテキストをやり込む、というのは普通に考えて間違ってないです。
ただこのテキストの勉強に関してあまりにも時間をかけすぎてはいないでしょうか?例えばこんな感じで↓
- テキストの内容を(ほぼほぼ)そのままノートに書き写す
- 1ページを100%理解し終えるまでやり込み、それで初めて次ページへ行く
私も初めは上記と同じような形で進めていくのが常でした。でもこれだと場合によっては凄まじく時間がかかってしまうんですよね。時には挫折しそうになることも。
ものすごい労力かけても期間が空くと人間忘れる
1ページ、1ページすごく気合を入れて勉強していくとすると、その場ではしっかり覚えていたとしても期間が空くと結局忘れてしまうんですよね。例えばこんな風に、
要するに、
テキストに時間をかけ過ぎればかけ過ぎるほど、本の先頭部分から徐々に記憶が薄れていく
ということになります。
ではどうするか?先ほどの画像を例にして言えば、
ということになります。
あともうひとつ、こういう別方向からの見方もあるかもしれません。
一つ一つしっかりと覚えていった方が記憶に残っているかもしれない。だとしても「莫大な勉強時間」を犠牲にしてしまっている。それは時間が無い人、社会人で独学している人などにとっては結構ダメージでかくないか。
さて、突き詰めると長くなるので、ここで上げる要素は以上です。
一言でまとめると、
時間をかけすぎるのは勿体ない
です。
ではこれを軸に「時間をかけない勉強法」を考えていきます。
あえて理解度を落として学習スピードを上げる
このブログでは簿記資格の勉強法などを紹介していますが、そこでは
「テキストは40%くらいの理解度でいいから読み進める」と書いています。もう少し細かく書くと
- テキストは40%くらいの理解度でいいから読み進める
- 要点を理解することに務める(線を引くくらいならOK)
- なるべく振り返らずに読む
- ノートは取らない
上記のように敢えて理解度を落としてスピードを上げます。
時間が経つと忘れるのは事実
時間が経つと人間、モノを忘れるというのは周知の事実だと思います。
よって時間をかけずにスピード早めでテキストを読んでいきます。
テキストの理解度を落としたら本番に通用しないのでは?
大丈夫です。「問題集」があります。問題集を周回してとにかくやり尽くすんです。
テキストに時間をかけないのは、この問題集に1点集中するための布石です。
そして問題集に1点集中するもう一つの理由は、一番初めに述べた「記憶の鮮度を保つ」ということに繋がります。
テキストを読み終えることが初期~中期だとすれば、問題集をやる時期というのは、後期ですよね。本番テストに限りなく近い位置づけです。
そして「問題集」というのは基本、「問われて、それに答える」といった形式ですよね。これも限りなく本番実践向けな訳です。予想問題、模擬問題とかであればなおさらです。これが解けないとお話しにならない重要な部分です。
だからこそ後期の本番に近いところで「※知識の鮮度を保つために」問題集やりこみ時期を造るんです。忘却に抗うためです。
そして少しでも記憶を保持するために周回をする。確実に自分のモノにするという意識で覚えていくんです。ここに一番時間をかけるんです。
「記憶」を通り越して「慣れ」の段階までもっていき、最終的に「飽き」の状態までもっていったら占めたもんです。そこまでいくと本番に強くなります。
※問題集周回に関してもう少し深堀りした記事が以下です。良ければ参考にしてみてください。
テキストが真価を発揮するのはこの段階
そしてもうひとつ重要なのが、
問題集を進めていく時に、解説を読んでも分からないという場面に出会った、もしくは前提となる語句の意味が分からない等のときにテキストを辞書のように使用するということです。
この章の冒頭で述べましたが、勉強を始めてまずはテキストを読む段階に関しては40%ぐらいの理解度で良いと言いました。でもそのままってわけでは無いんです。
その理解度をもっと上げるには「問題集」と「テキスト(補助)」でタッグを組み、
分からない、解けない時は、テキストを辞書のように使いその答え合わせをする
このような構図で進めることによってバラバラだったピースが繋がりだし、頭の中が徐々に整理されていきます。
また、辞書のように調べるということはそこが自分の弱点であるわけですから「弱点洗い出し」にも功を奏するわけです。
【忘れることとの戦い】そして【時間との戦い】
勉強していて一番愕然とくるのは、せっかく苦労して学んだのにそれを忘れてた時じゃないですか?
でも「忘れる」ってもう前提条件なんですよね。構造上。
ただ絶対失くせはしないけど軽減はできると思うんです。それを今回記事として長々と説明してきました。いかがだったでしょうか?
ちょっとここで視点を変えますが私が思うに、この「忘れることとの戦い」って同時に「時間との戦い」でもあると思うんですよね。ちょっと色々挙げてみます。
- こんなに時間をかけたのに忘れてしまった(モチベ)
- 勉強している最中にも時間が経過する→忘れる
- 時間をかけてテキストを勉強した分、頭の方忘れる
- 忙しくて勉強する時間がない→間が空いてしまって忘れる
なんというか・・・まだまだありそうですね。とはいえ「時間」と「忘れる」は限りなく相関関係にありそうです。
それならば時間をどう有効活用するかが重要になってきますよね。それは、
スピードを上げるだったり、どこに集中して時間をかけるかの選択肢であったり、或いは逆にどこに時間をかけないかであったりです。
「忘れる」ということが独学で勉強することに対してどうやっても覆せないネガティブなものだと仮定するならば、それをできるだけ軽減する方法を模索していくことは長期的な学習にとってとりわけ必要なモノだと私は思います。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
お疲れ様でした!頑張ってね!
※この記事はあくまで個人的見解に基づくものです。