【簿記2級独学】工業簿記の第4問(1)~私はこう勉強した編~

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簿記-2

こんにちは、プッキー(@pukky)です。このブログでは資格勉強について個人的ノウハウを発信しています。

工業簿記の第4問(1)は得点源とよくいうけれど、実際に簿記2級を受験した人は

どんな感じで勉強してたんだろう。

今回はこういったご意見に私の体験を元にして応えていきます。

こんな方におすすめ
  • 簿記2級工業簿記【第4問】(1)の勉強法を知りたい
  • 受験経験者の生の意見を聞きたい
  • 得点源だからこそ慎重でありたい

では前回①に続いて工業簿記編「第4問」②の解説をしていきたいと思います。

あれっ第2問、第3問は?となったかと想定しますが、勉強の順番的に
第1問の次は第4問へ進んだほうが問題に溶け込みやすく入っていきやすいです。

第1問に続き第4問(1)を解くことで頭を柔らかくしよう

第1問、第4問は共に仕訳が中心のシンプルな問題が多いので
頭の体操(準備運動)にもなりますし、ササッと解くことが
できれば軽い自信に繋がります。※第4問の(2)は別として

ちなみに私の場合、実際のテストでも第1問が終わったら第4問(1)に
進みます。そこまで労力がいらないのといわゆる得点源って
やつだからです。

逆を言えばそれ以外の問題が難しいのでこの第1,4問(1)で手こずると
合格は厳しいともいえます。

ただ私は手こずりました(笑)

しかも実際の試験で。


第1、4問ともに1か所ずつ対になる勘定科目が
思いつかない部分があり、解答を導き出せない上に時間ばかり
かけてしまう
という失態を犯してしまいました。
結果余分に5分くらいロスしたのかな・・

ロスすればするほど後悔の念から別の問題への頭の切り替えが
難しくなる
のをホント感じます。

多少のあきらめも必要です。実際の試験では8割以上を狙う気持ちで
いきましょう。
(問題集を2冊、6周してもぶっちゃけ分からないときは分からんです)

基本の流れは前回とほぼ一緒

基本的な流れは前回と似ています。(ちょっと違うけど)
※念のため載せておきます

基本の流れ
  • ざっと目を通し、初めから答えと解説を見て解く。
  • 見慣れない科目や計算式等は色ペンで目印をつけ、
  • もう少し分かりやすく要約したい場合は解説書へ書き込む。
  • 問題の理解が及ばない時はテキストを辞書として使う

それではこちらに新しい要素を付け加えていきます。

慣れてきたら時間配分も意識する


ざっと目を通したとき、
一瞬で問題の難しさを把握(自分にとって今回簡単なのか難しいのか)し、
時間配分をシミュレーションすることも重要です。
少しでいいです。意識しましょう。

解法パターンを掴む

解説を読むことでまずは解法パターンを掴みましょう。
私が思うに結局パターンを掴み、慣れることが問題を解く近道なんです。
つまりこういうで問題を出す傾向にあるんだなというのを
理解し、学ぶんです。

また、立ち止まる時間を極力減らすということも理由の一つにあります。
テキストを読んでノートにまとめて理屈を隅から隅まで・・・そんな感じで
やっていては時間かかっちゃうんです。

早く丸々1周したいんです。全体像をつかむ(問題パターンを掴む)こと。
とりあえず今は理解度40%程度で良いんです。

一生懸命やっても結局忘れてしまうので一旦そこから離れて次々いくんです。
一旦離れてまた出会う、一旦離れてまた出会うを繰り返すんです。
忘れた内容を掘り起こす作業が記憶に繋がりやすいと私は思っています。

※この「記憶」に関して別の記事でもまとめてあるので良ければ参考に

記憶を掘り起こす作業をずっとやってるとそれ自体の脳力
伸びていくのではと私は考えてます(個人差はあると思うけど)

とりあえず1周やりきったという自信もつきます。
パターンをたくさん学び、そのストックを増やしていきましょう。
それが新たな問題に挑むうえでの自分の武器となります。


補足1
1周やっただけではまだ頭の中には記憶という欠片
が散在している状態です。しかしそれを何周も積み重ねていくことで
徐々に形となっていきます。大きな山のような感じです。
凝り固まってひとつの立派な岩を造り上げるのではなく大きな山の土台を
つくることをまずは目指しましょう。


補足2
学んできたパターンに沿わない難問も時にはあります。
悔しいですが私の場合、割り切ってその問題を捨てるときもあります。

第4問(2)は問題レベルがグッと上がる

第4問(2)は資料(データ)を読み解かせ、長い手順を踏んで答えを
導き出す問題が多いです。
原価を割りだすためBOX図を描いたりなどの作業が増えます。
一連の流れを頭に入れておかないと点数に結びつきません。

「月初、当月投入、完成品、減損、月末、線を引いて計算して・・・」
正直めんどくさいです
でも残念ながらここは避けては通れない道です。慣れるまで突き進みましょう。

分類を意識する

ここの分野を勉強していくと、

個別原価計算、標準原価計算、部門別原価計算、総合原価計算・・・
等のように種類が多くて正直混乱します。

なのでいきなり問題の内容を読み解こうとする前に、題目を見て、
現在何の計算をしようとしているのかというのをしっかり
頭に入れておくこと
が大事です。


同じく解説を読み終わった後ももう一度題目を見て何の計算を
していったのか
を振り返ります。

これを意識して覚えておかないと、後々頭の中が迷子になるからです。

問題同士が全く違う分野なら頭の中の区分けが容易にできるの
ですが、ここらの原価計算はそれぞれがなんとなく似通ってるので、
パターンで解こうとする際にどの手法を使うんだっけってなるんです。

ゲームで例えるなら
このモンスターの属性にはこの武器で行こうという判断が鈍るという
感じでしょうか。どれも見た目が同じようなモンスターで
混乱する感じです。

当たり前のような話に聞こえてしまいますが、勉強する際は
今自分は何の題目を元に勉強しているのかをしっかりと頭に
いれておきましょう。工業簿記では特にこの意識が重要です。

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とりあえず 工業簿記編「第4問」 はここまでです。

以降は次回解説していこうと思います。

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