モノクロのレーザープリンターって家庭用に使えるのかな?実際に使用した人の感想等を聞きたい。
プリンターといえば、今や様々な機能が付いており、どれを選んだら良いか分からないくらい巷に溢れてますよね。
でもそんな中、きっとこういう考えの人も居ると思うんです。
- 別にカラーはいらない。モノクロ印刷できれば十分。
- 文書を印刷できればそれでいい。
- 多機能よりもスピーディな印刷に特化してるものが欲しい。
- 別にそこまで価格の高いものでなくてよい。
- とにかく今はデータを”紙”という媒体にして欲しいだけ。それが自宅で出来れば!
つまり文書をモノクロ印刷で、自宅でサクッと速く印刷したいと。
と、いうことでそんな作業をこなしてくれるものはどんなプリンターなのかという疑問になるわけですが、それが今回のお題↓↓につながります。
「モノクロレーザープリンターが家庭用にオススメ!実際に自宅で印刷してみた感想!インクジェットとの違いも!」
要するに「レーザープリンター」とういうのがおすすめなので紹介していくわけです。
「いや、でもちょっと待ってください、そもそもレーザープリンターのレーザーって何なの?」っていう部分から知りたい方もいらっしゃいますよね。
なので今回の記事では、
こんな感じで進めていきたいと思います。ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
家用に「レーザープリンター」ってあり?そもそも「インクジェットプリンター」との違いは?
さて、普通は自宅用のプリンターって聞くと“インクジェットプリンター”がよく使用されるし、実際所有している方は多いんじゃないかなって思います。
ですが、自宅に“レーザープリンター”を置くのも全然”アリ”だと思います。現に私の家にはブラザー工業というメーカーさんのレーザープリンターが1台あり、使い勝手が良くめっちゃ重宝しております。
とはいえレーザープリンターと聞いても何がどう違うの?ってなりますよね。
というわけでまずはそこの疑問を解消してインクジェットとの違いを見い出し、その良さを炙り出していこうと思います。
インクジェット式は「インクカートリッジ」を交換、レーザー式は「トナーカートリッジ」を交換
インクジェットプリンターとレーザープリンターの違いを何から考えると分かりやすいか?
それは交換する媒体だと私は考えます。印字するときの材料も消耗品ですから中身が無くなったらカートリッジを交換しなくてはいけません。※カートリッジとは「取り外せる部品ケース」のことです。
じゃあそれぞれ主に何を交換するかというと、
- “インクジェット式”だったらインクカートリッジを交換する。
- “レーザー式”だったらトナーカートリッジを交換する。
インクカートリッジのインクの意味はさすがに分かりますよね。形状的には液状です。じゃあトナーカットリッジのトナーって何か?
「トナー」とはとっても小さな樹脂からできている粉。このトナー(粉)がカートリッジに入ってる。つまり粉末が入れ物に入ってるイメージ。
実際にレーザープリンターを起動させて印刷するときに、この「トナー」(粉末)を「ドラム」から用紙に転写するような仕組みとなっています(紙に押し付ける)。※ドラムの話は後ほどします。
さて、レーザープリンターの印刷にはトナーが使用されるということは分かりました。ここで最初の話に戻りますが、じゃあなんで「レーザー」っていう頭文字が付いているのかがこの今述べた仕組みから紐解けます。
レーザーって英語で言えば「laser」で、意味的に「光線」といえます。つまり光。これを使用してるってわけです。
私は専門家ではないので専門的に詳しく説明するとこまではできませんが、ザックリいうと
このレーザー(光)の照射を利用して色々難しいことして印刷データを紙上に表現しようとしてるイメージです。
レーザー式は「トナーカートリッジ」の他に「ドラムカートリッジ」の交換も必要
前の章でレーザープリンターには「トナーカートリッジ」が必要というお話をしましたが、それに加えて時期がきたら「ドラム」の交換も考えなくてはいけません。
では、ドラムって何?というところからザックリ説明してみます。
ドラムカートリッジ(ドラムユニット)とは何か
「ドラムカートリッジ」とは何か?
前に「トナー」について説明しましたが、ドラムカートリッジはそのトナーを収納し、ローラーとなる部分になります。ですが収納するだけっていうそれだけのものでは全然なくて、
- トナー(粉)をこの「ドラム」に吹き付ける
- 吹き付けたドラムを用紙に押し付ける→印刷
上記のような流れの中でとても重要な部分として使われます。
また「ドラム」は「感光体」と言われていて、
前にレーザープリンターのレーザーって何?というところで「レーザー(光)の照射を利用して印刷データを紙上に表現しようとしてるイメージ」と話しました。
で、じゃあドラム(感光体)の説明をそこに付け加えると、このドラムにレーザー(光)を照射して電気の力を利用して難しい作業をして用紙に転写している感じです。※すみません。ここをまともに説明すると長文になってしまうのでホントにザックリ言ってます。
というわけでドラムはレーザープリンターには必須ということが分かります。なので交換時期がきたら交換しなくてはいけません。
ドラムとトナーカートリッジが一体になったものもある
「トナーカートリッジ」と「ドラム」が分離してるものあれば一体型となってるものもあります。製品によって違うので本体を購入するときは情報のひとつとしてあらかじめ知っておくと良いと思います。
ではそれぞれを簡単に説明してみます。まずは分離タイプから。
おおよその目安としてトナー交換3回くらいでドラム交換1回といわれていますが、これもメーカーさんによって様々すぎるのでそれは公式で調べたほうが良いです。
では次に一体となっているタイプ↓
インクジェットプリンターとレーザープリンターの得意不得意
インクジェットとレーザーにはそれぞれ得意な部分があったり不得意もあったりします。というかこの話、どっちかの一方がどの面でも優れているという結論になってしまえば、そもそも市場で共存してないし、片方は淘汰されてしまいますよね。
どちらも必要とされてるから今も売られているわけです。
ではその得意不得意を個人的に簡単にまとめます。
私も何度かインクジェットプリンターを使用していたことがあります。写真とかを印刷するときには重宝しました。ただ結構頻繁にカートリッジ交換はしていましたね。ランニングコストはかかっていた印象です。
カラーのレーザープリンターの交換媒体は料金高いとは思いますが、モノクロのレーザープリンターでいくのであれば料金を抑えれると思います。
私が使用しているレーザープリンターの紹介
ここからは私が実際に使用している製品、ブラザーのレーザープリンターを紹介します。自宅で使ってます。※下記は商品リンクとなっています。
使用プリンターは【ブラザー レーザープリンター(モノクロ):HL-L2330D】
私はこの「HL-L2330D」を選んでいます。USBケーブルをパソコンと繋げて使用するタイプです。
注意! 商品リンク先画面において、有線LANや無線LAN対応にするかどうかで製品名も価格も全く変わってくるので注意です。
USB/有線LAN対応にするのであれば製品名は「HL-L2370DN」になるし、USB/有線・無線LAN対応なら「HL-L2375DW」になります。
これは例えばAmazonのリンクを開いたときに、最初の画面でどのスタイル(製品)にするかクリックするところがあるのでよく見る必要があります。気を付けて下さい。
USBケーブルについて
私が購入した「HL-L2330D」に関してはUSBケーブルが “付属していない” ので、自分で別途購入する必要があります。あとここもメチャクチャ重要なところなんですが、
USBケーブルは2m以下のタイプA/Bが推奨となっています。
USBケーブルと一口にいっても沢山あるので間違わないように注意!です。USBケーブルタイプA/Bだと下記の様な形です(商品リンクとなっています)。
上記のような差し込みタイプでないと、このプリンター【HL-L2330D】やパソコンに挿入できないので気を付けましょう。ケーブルタイプをしっかり見ることが重要です。
レーザープリンター【ブラザー:HL-L2330D】の全体画像 and 部分画像
画像クリックで大きくできます。
基本的な機能 and 情報をザックリと【ブラザー:HL-L2330D】
私が実際に使用しているブラザー工業さんのレーザープリンター「HL-L2330D」について、基本的な情報を個人的にザックリまとめてみます。
上記において「スタータートナーカートリッジ」と「ランニングコスト」の話が出てきましたが、この最初に付属している「スタータートナーカートリッジ」が終了すれば、新しいトナーカートリッジに交換ということになります。
下記はその「純正」トナーカットリッジの商品リンクとなっています。ちなみに純正のトナーカートリッジの場合だと印刷可能枚数はA4片面だとして約3000枚のようです。コストの参考にどうぞ。
【トナーカートリッジ】
ブラザー工業 【brother純正】トナーカートリッジ TN-29J 対応型番:HL-L2375DW、HL-L2330D、MFC-L2750DW、DCP-L2550DW、DCP-L2535D 他さて、トナーカートリッジときたらドラムユニットも気になりますよね。下記はその「純正」ドラムユニットの商品リンクとなっています。ちなみに純正のドラムユニットの場合だと印刷可能枚数はA4片面だとして約12000枚のようです(様々な影響によっても変わる)。コストの参考にどうぞ。
【ドラムユニット】
ブラザー工業 【brother純正】ドラムユニット DR-24J 対応型番:HL-L2375DW、HL-L2330D、MFC-L2750DW、DCP-L2550DW、DCP-L2535D 他ドラムユニットの印刷可能枚数「約12000枚」を考えると、家庭用として使うとしたらそんなにそんなに交換するものでもないと思います(故障など除いて)。私自身もそれほどの枚数をこれから先、印刷するとも思えないのでコストの見積もりとしてそこまで計算にいれてません。
補足 実際のプリンターセッティングに関して:インストーラーディスクを使ってパソコンにダウンロード/インストールする作業は多少面倒かもしれませんが、それ以外の取り付けなどに関しては問題なく楽にできたって印象です。
※あっ!やべ!家にあるパソコンにCD/DVD-ROMのドライブ(CD/DVD-ROMを入れるところ)が無い!・・・って場合でもブラザーさんのサイト経由でドライバーとソフトウェアをダウンロードできるみたいですよ。
なぜ私は家庭用にレーザープリンターを選んだか
なぜ自宅で使用するプリンターにレーザープリンターを選び、最終的にブラザー工業さんの製品「HL-L2330D」にしたのか?
やっぱり印刷目的って大事ですよね。それによってどのプリンターを選ぶかというのが全く変わってくるものです。なので目的をまず整理することが重要だと思います。
ちなみに初め、私がプリンターを購入しようと思ったきっかけは転職活動でした。パソコンで作った職務経歴書を紙媒体で印刷し、郵送するっていう作業を何度もする必要があったからです。
それまではコンビニにUSB持って行って印刷してたりしてました。でもその度に外出するのも面倒だったんです。なので家に1台、データを印刷するものがあれば良いなと。そして只々シンプルなモノクロ印刷さえできればよかった。
そもそもプリンターって自宅で使う場合、そんな年中使うものでもなくて、いや、下手すると2、3か月に1回集中して使うとかそんなものだったりしませんか?(人によるかもしれないが)
それでいて且つ、シンプルにドキュメント(文書)をモノクロ印刷するだけで良いっていうんなら、手頃な価格でコンパクト、かつパパっと印刷できるレーザープリンターがオススメだと個人的に思うんです。
そしてその手頃な価格って思えたのが【ブラザーのレーザープリンター「HL-L2330D」】だった、というわけでした。あと加えてスタータートナーが「約700枚」と書いていたのでそれだけ印刷できれば申し分ないなとも思った、ていう次第です。※スタータートナーは本体を買ったときに初めに付いてくるトナー。
実際にレーザープリンター(モノクロ)を使用してみての感想(掘り下げ)
ではここでブラザーのレーザープリンター「HL-L2330D」を実際に使用してみた感想を述べていきます。
注1 プリンタで印刷すると基本中央側から用紙が出てきます。個人的にこの出方好き。↓↓↓
※ちなみに背面から排紙する方法もあります。
注2 印字してみた感じは下記のとおりです。(ちょっと私の影がはいってます。スミマセン!)
UPした画像の解像度の関係もあるのでちゃんと表わせてないかもしれませんが、問題なくモノクロでくっきり印刷できてます。またインクじゃないので印刷後すぐ触っても滲んだりする感じもありません。
もうちょい拡大!!
モノクロではありますが画像部分もちゃんと表現できています。
結果が全て、とは言いませんが、私自身この印刷結果は十分すぎるほど良し!って感じでした。ただ人によって印刷結果をどこまで求めるかは違うので・・個人の判断次第ですね。
自分がどんな場面でどんな風に印刷するかを前もってある程度考えるのが大事
結局のところ、自分が自宅でプリンターを使うとして、
- どんな場面で印刷するのか
- どんな仕上がりを期待するのか
- どこまでコスト消費を我慢できるのか
などを考え、それに伴う必要な要素を事前にまとめておくことが重要です。とはいえそれは人によって「おおざっぱ」でも良いし、「複雑」でも良いんじゃないかって思います。軸さえしっかりしていれば。
私の場合は、
- 本体が安い
- 印字媒体にお金をかけたくないし考えたくないのでモノクロ特化。
- ほぼA4の文書だけ作ることができれば良し。ただ印刷結果でにじんだりするのはもう絶対避けたいと思っていたのでレーザープリンター。
上記を軸にして選びました。そこまで綿密でもない?でしょ?
最後に私も今回プリンターに関して長々と書いてきましたが、掘り下げれば掘り下げるほど本当に奥が深いと思いました。
なので色々考えたりするのが難しいと思いますが、そんなときこの記事がちょっとでも何かの参考となれば幸いです。ありがとうございました。
【今回紹介したプリンター、他交換物】
★トナー、ドラム交換時、