ホテルフロントの英語:道案内フレーズを習得しよう!

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
目標到達

このブログでは、7年以上にわたりビジネスホテルでのフロント業務で培った経験を基に、道案内を英語で行う際に役立つフレーズを厳選してまとめています。

ホテルのフロントで働くと、時折道案内を求められることがあります。特に最近では、海外からのお客様も増え、英語を使用する機会も増えていますね。

しかし、道案内は日本語でも十分に難しいのに、それを英語で行うことに戸惑う方も多いでしょう。

この記事では、そんな方々のために、現場で実際に役立つ道案内の英語フレーズを厳選してまとめました。

あまり難解な表現は省き、まずはこれだけ覚えておけば大丈夫なフレーズを集めました。実際の現場での予習として役立ててください。

それでは、早速見ていきましょう。

※本記事は筆者の個人的な見解に基づいています。

ホテルフロントの英語:道案内フレーズを習得しよう!~お客様視点~

願望達成

まずは、

「お客様が話してくる英語の理解」から

・・・なんとなくでもいいからあらかじめこんな単語とフレーズで言ってくるだろうと予測を立てておくこと。これ結構重要です。

そうすると聞き取りもあまり構えなくてもすんなり入ってくるようになります。

お客様 ①:「駅への行き方を教えてくれませんか」how to get

お客様
お客様

Could you please tell me how to get from the hotel to the station?

ホテルから駅への行き方を教えてくれませんか?

ホテルでお客様に道を聞かれるのは滞在中の時とお客様がチェックアウトするときが多いです。中でも特に多い目的地は「駅」もしくは「コンビニ」ですね。

さてどこそこに到着したいという意味合いでよく使われるのは「how to get to どこそこ」です。「go」よりも「get」の方がより使われます。これで「どうやって行けばいいか?」と表現できます。

あとここでgetの後にfromがきてますがこれは「from ○○ to △△」で「○○から△△まで」という慣用句です。なので最終的にこれらが合わさって「ホテルから駅まで/どうやって行けばいいか」という形になります。

※「from ○○ to △△」はよく使われる便利な表現なので覚えておく。例えば”朝食会場の営業時間”を伝えたい場合なども「from 7 to 10」で「7時から10時まで」などのように簡素的に表現できる。

お客様 ②:「駅への行き方を教えてくれませんか」the way to the ○○

お客様
お客様

Could you please tell me the way to the station?

駅への道を教えてくれませんか?

シンプルに駅の道を聞く表現です。wayは”方法”や”道”という意味です。道筋・・・つまり方法ですよね。

ホテルフロントの英語:道案内フレーズを習得しよう!~接客視点~

英語で考える

お客様側のフレーズは至って簡単ですが、接客(案内)する側は伝えることがたくさんあります。とはいえパターンを掴めればあとはその公式に当てはめる感じなので焦らなくても徐々に頭に入ってくると思います。

ホテルフロント① 起点の表現「When you leave the hotel~」

ホテルマン
ホテルマン

When you leave the hotel

ホテルを出ましたら・・・

例えばホテルを起点に最寄りの駅までの道案内をするとします。その場合、「まずホテルを出ましたら・・・」とい言いたいわけです。

そんなとき役に立つのが「leave」。元々「離れる」というニュアンスの意味ですが、”その場を離れる”つまり”出発する”という表現として使えます。

地図を持ってる場合は、「You are right here」で、「今あなた(現在地)はココです」と伝えることもできます。

ホテルフロント② 「turn left」 「turn right」

ホテルマン
ホテルマン

When you leave the hotel, turn left・・・

ホテルを出ましたら左に曲がってください

「turn」は「方向を変える」という意味合いです。日本でターンというと「回転」的な意味で覚えている人もいると思いますが、方向(向き)を変えるという表現でも使えます。

今回は「turnの後に「left」が付いているので「左に方向を変える」➡「左に曲がる」となります。ちなみに「right」だと右ですね。

ホテルフロント③ つなぎ言葉「then」と「after that」

ホテルマン
ホテルマン

When you leave the hotel, turn left, then(after that)go straight until you see a large intersection.

ホテルを出ましたら左に曲がり、それから(その後)大きい交差点が見えるまで真っすぐ進んでください。

「then」は「それから」という意味”つなぎ”で文章に入れることができます。Aを行ない、その後にBというように順序だてて説明したいとき使えます。

「after that」は「その後に」といった意味で、これもまた”つなぎ”として使えますね。

ホテルフロント④ まっすぐ進む go straight

ホテルマン
ホテルマン

When you leave the hotel, turn left, then(after that)go straight until you see a large intersection.

ホテルを出ましたら左に曲がり、それから(その後)大きい交差点が見えるまで真っすぐ進んでください。

「go straight」で「まっすぐ進む」です。結構これで教えられた方が多いのではないかと思います。ただ言い方は他にもあって「go down」でも「まっすぐ進む」と言い換えることができます。

ホテルフロント⑤ ~が見えるまで until you see~

ホテルマン
ホテルマン

When you leave the hotel, turn left, then(after that)go straight until you see a large intersection.

ホテルを出ましたら左に曲がり、それから(その後)大きい交差点が見えるまで真っすぐ進んでください。

「until you see +対象物」で「対象物が見えるまで」といった表現ができます。今回は大きい交差点なので「a large intersectionが見えるまで」といった形になります。これも覚えておくと便利です。

ホテルフロント⑥ そこを there

ホテルマン
ホテルマン

turn left there・・・

そこを左に曲がって・・・

さて、ここまでの説明で交差点まで誘導してきましたよね。じゃあその交差点を左に曲がると言いたいときどうするか?何度も交差点交差点というのも面倒なので「there」を使って「そこを」と表現すると簡単です。

※いや、もう少し詳しく言いたい!となれば「Then, when you reach the intersection, please turn left there(交差点にたどり着いたら~」といった感じで掘り起こしてから説明を進めても良いと思います。

ホテルフロント⑦ 左手にor右手に○○が見えてきます

ホテルマン
ホテルマン

Then, when you reach the intersection, turn left there and go straight ahead, and you will see the station on your left.

交差点に着きましたら、そこを左折して直進していただくと、左手に駅が見えてきます。

「on your left」「 on your right」で、「左手に」「右手に」と言えます。今回だと「you will see the station on your left.」で「左手に駅が見えてきます」といった形でも表せますね。

ちなみに上記の「will」は「予想」的な意味合いです。「~でしょう」的な感じと捉えてもらえればOKです。

道案内フレーズまとめ

今まで英語での道案内フレーズを説明してきましたが、ここまでの表現を覚えただけでもかなりの数を表現できるんではないでしょうか。

  • 起点の表現「○○を出発」 leave
  • 左に曲がる or 右に曲がる turn left(right)
  • つなぎ言葉「それから、そのあと」 thenとafter that
  • 真っすぐ進む go straightとgo down
  • “~が見えるまで”真っすぐ進む until you see ~
  • “そこを”左にまがる there
  • 左手に or 右手に on your left(right)
  • 終点の表現「左手に~が見えるだろう」 you will see ~

道案内英語フレーズ~他にも覚えておくと便利な表現~

ここから先はもうちょっと捻った表現、もしくは目的地がもうちょい難しそうな場合の道案内表現に使えそうな英語フレーズを紹介していきます。

信号を”渡って”ください

ホテルマン
ホテルマン

Go straight and cross the traffic lights

真っすぐ進み、信号を渡ってください

「cross」「渡る」と表現できます。おおよそビジネスホテルとかだと駅近だったり人の多いところに立地しているので信号が細かく配置されているかと思います。なのでこの表現は覚えておくと楽です。

似た感じの文章としては「You will see the traffic lights, cross there.」←これでもOKです。「信号が見えてきたらそこを渡ってください」といった表現になります。

他に「信号を右に曲がる」と言いたいときは「Turn right at the traffic lights.」といえます。ちなみにここでの「at」は”ある地点”を表すときに使う前置詞です。

※the traffic lights 「信号」

2つ目の”角”を左に曲がってください

ホテルマン
ホテルマン

Turn left at the second corner.

2つ目の角を左に曲がってください

角はcornerで表現できます。ちなみに、1つ目の角だったら「first corner」です

“正面に”

ホテルマン
ホテルマン

If you go straight, you will see the museum in front of you.

真っすぐ行くと正面に美術館が見えてきます。

in front of」は”あるモノが別のモノの前にあるときの状況を表すとき”に使えます。今回だと「museum」と「you」ですね。

“隣に”

ホテルマン
ホテルマン

It’s next to the convenience store.

コンビニの隣にあります。

next to」で「隣に」という意味になります。当然知ってる事とは思いますが「convenience store」はコンビニのことです。発音とイントネーションはちょっと注意です。カタカナでいうと、「コンヴィ↑↑ーニエンスストア」って感じ。英語っぽく言いたいならコレで。

“向かい側に”

ホテルマン
ホテルマン

The parking lot is across from there.

駐車場はそこから向かい側にあります。

もしくは「The parking lot is across the street.」で「通りの向かい側にある」ともいえます。

acrossは目的地が反対側に位置するときに使えます。

目的地までの距離と時間を伝えるフレーズ

ホテルマン
ホテルマン

The distance is about 50 meters.

距離は50mくらいですね。


ホテルマン
ホテルマン

It will take about 10 minutes to walk.

歩いて10分くらいですね。


ホテルマン
ホテルマン

It will take about 5 minutes by car.

車で5分くらいです。


【まとめ】道案内の英語:効果的なフレーズの活用法とコツ

道案内は実際、かなり難しいものです。その場に同行して案内するのは簡単かもしれませんが、地図や身振り手振り、そして会話だけでお客様に目的地を説明するのは難易度が一気に跳ね上がります。

そして、それを英語で行うことはさらに難しいということです。

しかし、覚えるコツはあります。

道案内で使われる単語やフレーズはある程度の「パターン」にはめることができます。そのパターンをまずは頭に叩き込むことが大切です。

今回記事で列挙したフレーズはそのパターンをある程度は埋めてくれるものだと考えています。

まずはパターンを覚えることから始めましょう。そして、さらに発展させるためには自分で調べて内容を充実させることが重要です。そうすれば、より自信を持って受け答えができるようになるでしょう!

ではでは、ここまで読んでくれてありがとうございました。(*^^)v

✔ホテルフロントのための英語記事まとめは下記リンクから

タイトルとURLをコピーしました