片づけられない人でも、難しいことをあまり考えず気軽に取り組める方法で、快適なお部屋の空間を手に入れることができたら嬉しいし楽ですよね。
当方、休みの日はいちいち身体を動かすのがイヤで常習的に汚部屋で過ごしてきた40代男性。でも一念発起して片づけを決心し、かなーりおおざっぱな方法で今もなお部屋を綺麗にすることができています。
今回は、この経験をもとにした「面倒な整理整頓や厳格なルールに縛られることなく、部屋をスッキリ片づける方法」をご紹介します。どちらかというと超めんどくさがりな人向けです。
正直本当に”おおざっぱ”なので「方法って・・そんだけかよ!」って思われるかもしれませんが、人によっては効果があると思うのでぜひ最後まで見てみてくださいね。
とりあえず表面上綺麗にする「押し入れ詰め込み法」
「押し入れ詰め込み法」と銘打ってますが単にカッコヨクしただけでやることは超単純です。
第1の提案:散らかってるものをとにかく押し入れに詰め込む
まずはコレです。
計画的に緻密に物事を行うことが苦手な私には特に効果がありました。
まず部屋が散らかっていて足の踏み場にも困りそうであるなら、そのモノ達を押し入れにほぼ全部詰め込みます。超必要最低限のモノだけを部屋に残します。
メリットを挙げると、
- 結果がすぐに出る(表面上綺麗になる)
- 身動きできない状態をすぐに解除できる
- 必要ないものは基本「押し入れ」なので後はそれを時間かけて処理するだけ
となります。
結果がすぐに出る
目に見える結果がすぐに欲しくないですか。私は欲しいです。
片づけたいから色んな方法を見たり聞いたりする。でもそれで悩んでしまうと結局頭の中が複雑化して何から取り掛かれば良いか分からなくなる。もしくは方法を学んだだけで満足してしまう。
これだと本末転倒です。「片づける」という結果が余計遠くなってしまう。
「押し入れ詰め込み法」はただ押し入れに詰め込むだけなのですぐ結果が出ます。頭の中を動かすよりも身体を動かすことを優先し、実際に表面上綺麗になるんで「やった感」も出ます。
身動きできない状態をすぐに解除できる
部屋の中の情報量が多いと頭の中が混乱します。
ちりとりでゴミを集めるときってまずはホウキでゴミを一箇所に集めそれから捨てますよね。それと同じで、要らないものをまずは「押し入れという空間一箇所に集める」わけです。
表面上でも良いんで部屋の中の情報量を減らして別の場所にギュッとまとめておくんです。まとめたものは後で処理。
また散らかっていると物理的に動きづらいというのもあります。掃除をするときはあっちゃこっちゃ動きますよね。そもそもその土台が散らかっていて動きづらいと無駄な時間が発生してしまいます。
ゴテゴテした土の上で野球をしようと言ってるようなもんです。整備していないので野球が成り立ちません。
必要ないものは基本押し入れなので後はそれを時間かけて片づけるだけ
現在必要なモノは部屋の中にあり、必要あるのかどうか分からん&必要ないモノは押し入れの中に分けられたので、あとは押し入れの中の選別をゆっくり時間をかけて行なっていくだけです。
毎日・・・でなくても時間があるときに少しづつ片づけていきましょう。仮に片づけるのに時間がかかっても部屋自体は表面上綺麗なのでそこまで気持ちが落ち込まないはずです。
注意点
モノはキッチリと倒れないように置きましょう。またなるべく隙間を作って換気できるようにしたほうが良いです。湿気とかもありますからね。
それと当然といえば当然ですが、「生もの」等のようなゴミを入れておくのは止めてくださいね。ゴミは捨てます。
他にも何か自分で危険だと感じた事象があったときは止めてください。
部屋角を利用「部屋カド空間利用法」
床は人が生活上動き回るスペースです。なのでなるべくそこにモノは置きたくない。置いてしまうと小さいストレスが毎日発生してしまいます。
空間を利用する
歩くスペースにモノは置きたくない。ではどうするか?
✔ 空間を利用します。
空間を利用する。つまり部屋を立体的に利用することを考えます。
部屋を立体的に利用するこで部屋の狭さの限界を伸ばせます。
部屋角を利用する「部屋カド空間利用法」
部屋の空間を上手く利用すると考えると初めに思い浮かべるのは、例えば衣装ケースや棚の上にモノを置くなどが考えられますが、その他にもおすすめなのが以下です。
第2の提案:部屋の角を有効利用する=【コーナーラック】を使用する
覚えやすいように【部屋カド空間利用法】。要するに「コーナーラック」を使用するって話です。
空間を利用することができれば部屋の狭さの限界を伸ばすことができます。
で、なぜ部屋角に限定するのか?➡それは部屋の角に人間が踏み入れることはほぼ無いからです。
逆に踏み入れてしまう領域にモノを置いてしまうと邪魔だし、その邪魔な状態で一度でも部屋が散らかってしまうと足の踏み場が無くなってしまいます。
足の踏み場がなくなるとどうなるか? ➡ 片づける気力が失せます。だって動けないんですもん。
よって人間が踏み入れる領域にない部屋角を利用する、ということになります。
コーナーラックのイメージ
コーナーラックは以下のようなイメージです。
必ずしもコーナーだけじゃ飽き足らないのであれば下記の様なモノでもOK。
床にモノをたくさん置いたり、もしくは積み上げていくことに視点を置き過ぎないことです。もっと空間を有効活用しましょう。
私はこのコーナーラック、ウォールシェルフ等に以下のモノを置いています。※使用頻度の高いモノを置くと便利。出かけるときなどにスッと持ち運べます。
- サイフ
- サプリ用品
- 貯金箱
- 薬
- 腕時計 etc
邪魔にならない程度にコーナーラックやウォールシェルフを利用し、なるべく床にモノを置かないようにする。そうすれば見栄えも良くなるし、無駄にしていた空間を使い勝手の良い空間に変えることができます。
注意点
壁に装着するので壁側に傷みが発生するのがイヤな人は止めてください。
最終アドバイス:モノを置かない主義を貫く=【すぐ片づけるクセ】
部屋を片付けて心地の良い自分の居場所を作り上げたいなら、極力部屋にモノを置かないことです。これに尽きます。
なぜならモノという情報量がある程度増えてしまったところで “とたんに” 片づける気持ちが失せるからです。心当たりがあるんじゃないでしょうか?その「ウンザリ感」が次の行動を阻害します。
部屋は日常の拠点みたいなものです。出発点であり帰還する場所です。出発するときに散らかっていれば無駄な時間が発生するし、疲れて帰ってきたときに散らかっているとメンタル的にやられます。
なのでそうならないために、下記が最後の提案です。
第3の提案:少しでも散らかったら「その時に」すぐ片づけましょう。
「その時に」です。つまり、
✔イヤなことは小分けにする
ということです。膨れ上がったらまた逆戻りと考えてください。
この行動こそが部屋の綺麗さを持続する唯一の方法だと私は思います。
ただし、出だしの段階で “もう手遅れなくらい部屋が汚い” っていう人は初めに説明した、
- 「押し入れ詰め込み法」で疑似的に部屋を綺麗にしてまずはきちっとした足場を作り、押し入れの中を時間をかけていいから少しづつ綺麗にしていく。
- (プラスアルファで)部屋の空間を上手く活用し、床にモノは置かないようにする。
上記を実践してみてください。
以上、【おおざっぱだけどすぐ始められるおすすめな部屋の片づけ方】でした。(おわり)
★ここまで読んでくれてありがとうございました。何かの参考となれば幸いです。