ビジネスホテルで働いていた私が実際に使用していた接客英語をまとめています。
私自身、海外へいった事もないし、外国の友人がいるわけでもない。TOEIC700点は持っていますが、実際の会話が得意ってわけでもありません。
とはいえそれでもなんとかうまく凌いできました。試行錯誤に時間はかかりましたが、こんな環境でも長年ホテル業で働いてきました。
というわけで今回は【ホテルの接客英語が苦手な人が対応に困ったときのフレーズ】を紹介していきます。私も実際に現場で使ってたやつです。
同じホテル業で仕事をしている方で「まだまだ英語は勉強中だ」という方はぜひお役立て下さい。
【ホテル接客英語】対応に困ったとき使うフレーズ【厳選】
接客英語っていっても得意な人ばかりじゃない!
得意じゃない中、外国のお客様相手に接客して【困った】が生じたときどんなフレーズを言うか。
「こちらに書いていただけませんか?」/聞き取れない場合は書いてもらう(究極の対処法)
こちらに書いていただけませんか?(どうしても聞き取れないとき)
Could you write down here?
英語はそれなりに分かる。でもお客様の話している英語が速すぎて聞き取れん!ってときは文字に起こしてもらいましょう。ちょっとお客様の負担にはなりますが、しどろもどろし続けるよりはマシ。
文字に起こしてもらっても分からなければGoogleの翻訳機能でそれを入力しちゃいましょう。※Google検索で「翻訳」とだけ入れるとTOP画面に出てきます。
メモ用紙かなんかを渡してジェスチャーしつつ、伝えてみて下さい。
「もういちどゆっくり話していただけませんか?」/速すぎて聞き取れないことを正直に言う
もういちどゆっくり話していただけませんか?
Could you please say that again slowly ?
お客様が話した英語が聞き取れなかった場合にゆっくり話してもらうように促します。お客様が話した後に、少し間をおき、思いつめたような(申し訳ないような)感じで伝えましょう。
※私の場合、頑張って聞き取ろうとした感を出しつつ、できなかった・・・感じで話してます。
Could you ~?は「(誰かに)何かをしてくれないか?」と頼むときの丁寧な言い方です。
「あまり英語が得意ではないんです」/自分はそんなに英語が得意じゃないことを伝えてしまう
あまり英語が得意ではないんです。
I’m not so good at English .
これを単体で使うのでも良いし、もしくはこのフレーズを言った後に前の章で伝えた「Could you please say that again slowly ?」を後に持ってきてもいいと思います。
要は英語がバリバリにできると勘違いされてしまうと、その人のペースになっちゃうので、正直に今の自分の状態を伝えるということです。
伝えることで相手も少しレベルを落として話してくれるかもしれません。
「確認しますので少々お待ちいただけますか?」/確認するからと言って時間を稼ぐ
確認しますので少々お待ちいただけますか?
Let me check on that . Could you please wait for a moment ?
予約内容をチェックするとき、もしくは難しい内容を聞かれたときなどに、上記のように伝えて少し待ってもらうよう伝ます。
おそらくホテルフロントの場合、パソコンを見ながらチェックイン作業をすると思いますから「確認するので待ってね」と伝えて予約内容を画面で見つつ対応するのが良いでしょう。
それか「やばい!あの単語の意味なんだっけ?」とか「えっとこんなときどう英語で返答するんだっけ?」という場面になったとき、「Let me check on that .」と言いつつ、Google翻訳で急いで文章打ち込んで答え合わせするっていう手もあります。
色んな場面で使えるクッション言葉ですね。多様しすぎるのはダメだけど。程よく。
ホテルでの接客英語は話す内容も大事だけど「笑顔」もメッチャ大事
これまで「ホテルの接客英語が苦手!そこまで得意じゃない人が困ったときに使うフレーズ【厳選】」について説明してきました。
が、ここで一つ言いたい大事なことがあります。それは「笑顔」です。※特に最初の挨拶
私の接客経験から言えば日本人以上に海外の方は対応者が「笑顔かどうか」を結構見てます。
昔見たコチコミで「英語が上手い従業員がいたが、対応が冷たくてあまり気分が良くない。それ以外の人はみな大丈夫だったが・・」といったコメントを見たことがあります。
まったく英語が話せないのも問題ですが、その自覚があるならせめて無表情での接客はやめて、多少は笑顔で、そしてアイコンタクトを取りながら接客しましょう。
追記:※ただし、何かお客様にとって不都合やクレームなどが生じた場合、笑顔はやめたほうが良いです。あと愛想笑いも。良い時と悪い時の区別をしっかり見極めることです。勘違いを生みやすいので。
それでは、ここまで読んでくれてありがとうございました!
✔ホテルフロントのための英語記事まとめは下記リンクから