こんにちは、プッキー(@pukky)です。
このブログでは、「資格勉強」について個人的ノウハウを発信しています。
独学で簿記2級に挑戦しようと思ってるんだけど、
各項目にどう勉強時間を配分すればいいか迷ってるんだよね。
今回は上記のようなお悩み向けに、簿記2級を独学で勉強するときの期間
や時間配分について著者の体験を元に紹介していきます。
- ブログ著者による、簿記2級ネット試験に向けた「分野ごとの勉強時間配分」についての紹介
- 「商業簿記や工業簿記」、或いは「テキストや問題集」。
それぞれどの程度時間を割り当てればよいかの目安が分かる
ブログ著者(簿記2級合格者)の体験を元に記事を書いています。
まず今回の記事を読むに当たっては、以下のリンクで説明してある勉強方法が前提にあります。
まだの方はこちらを初めに読んで頂けると幸いです。
初めに:おおよその簿記2級勉強時間を考えてみる
それでは簿記2級勉強時の各分野に対する勉強期間をザックリ紹介していきます。
まず初めに、私自身が簿記2級に合格するまでおよそ3か月と数日かかっていますので
それを元とさせていただきます。つまり、
勉強開始から試験までの期間を「おおよそ3か月」だと仮定して案内していきます。
あくまで仮定です。別にそれ以上時間をかけてもOKです。
「全体的な量が違ったとしても各項目同士の「勉強比率」は変わらない」、ということが重要であり、
そこが今回の記事のミソなので。
それではいってみましょう。
第1ステップ 【商業簿記テキスト3週間】、【工業簿記テキスト2週間】
まず初めの関門はテキストですよね。
期間を大きく分類すると以下になります。
- 商業簿記テキストを3週間
- 工業簿記テキストを2週間
厳密にではありません。だいたいで大丈夫。
※あんまり縛りすぎても逆に意欲を落とすので
商業簿記テキストの方が時間がかかる計算です。初見は連結会計でつまずくので
その分を含めています。※テキストの厚さ的にも商業簿記の方が多いですしね。
また、以前の記事で「だいたい1日3~4時間は勉強していた」と話してきましたが、
実際めんどくさかったり、別件で忙しかったりで丸1日やらなかったことだってあります。
個人的にはそういった事も絶対数として期間に含めてます。
またこの期間、もう2点強調しておきたいところがあります。
- テキストはなるべく時間をかけず、速く終わらせる。
- 最善の目標としては「商業、工業」の2冊を【1か月】で読破したい。
私の持論ですが、テキストだけ時間かけても、
【読み物】に対して耐性がつくだけで、【実践問題】に強くなるわけではない
と思っています。
なので理解度はそこまで気にせずスピードを上げましょう。
ここはあまり時間をかけるところではありません。次で紹介する「問題集」に一番時間を
かけましょう。
第2ステップ およそ1か月~1か月半で問題集を完走する
予想問題集2冊とこれから向き合っていくのですが、【問題集2冊に関しては別記事で紹介しています】
まずは問題集1冊を完璧にしましょう【約1か月】
ここが一番テストの点数に結び付く要の期間です。
今日はやる気でないなーって思う日でも、30分 or 1時間 でもいいから時間を取って
とにかく継続する。
問題パターンを慣れとして頭に刻むことが重要なので、とにかく間をおかず続けていきましょう。
そして一度1冊を完璧にできれば、2冊目の問題集は割と早く進めることが
できます。(解法パターンが読めてくるからです)
問題集2冊目は2週間ぐらいを目標に終わらせます。
第3ステップ 苦手なところを寄せ集めて強化【残り勉強時間~本試験まで】
問題集をクリアし、本試験受験の覚悟が決まる時が来ると思います。
私の場合、覚悟が決まった時点から試験日を1週間後に設定しました(ネット申し込み)
あとはもう追い込みと弱点強化です。
そして別途、この期間私は日々の勉強と平行して下記の方法も進めました。
- STEP1「何が分からないのかが分からない」を排除する
分かってない部分の散らばりを整理し、きちんとそれが目視できるように
一つの用紙にまとめる - STEP2そこから優先的に覚えなくてはいけない箇所を選択する
自身の予想でも、他の体験者の予想(ネット)でもどちらでもいいです。
もうそんなに時間は余ってないのでそこから優先的に覚えるべきモノを
ピックアップしましょう。 - STEP3持ち運べそうな「小さめの紙」にその要点を書き出していきます
ぱっと見で分かるようにその問題の要点を紙に書き出します。
- STEP4リビングに居るときや寝る前などにそれを眺めてみる
要するに隙間時間の利用ですね。少ない時間でも有効活用します。
個人的にこの方法は効きました。もし気に入れば参考にしてみてください。
話を戻します。
初めに「1週間後に試験日を設定した」と書きましたが、この1週間というのは
一番記憶をホヤホヤに保てる時でもあります。
弱点部分というのは中々頭に記憶しずらかったり、覚えにくいものですよね。
なので一番後半に持ってくることでなるべく忘れるのを防止し、出来立ての知識と記憶を
維持しつつ本番に臨むわけです。
まとめ:勉強時間を上手く割り当てると見通しが良くなる
いかがだったでしょうか。
今回は「簿記2級の勉強期間」について、
分野ごとに時間配分をどう割り当てていくか、を説明してきました。
勉強していると終わりが無いように感じてきたりしませんか?でも初めの段階で
おおよその計画を立てておきさえすれば、そういう不安も少しは軽減することができると
思います。
こと勉強に関しても
「見通しの良い道を初めに造ること」が長続きするコツだと思います。
「勉強期間なんて個人差」と言われればそれまでですが、ひとつの例として参考に
していただければ幸いです。
幸運を祈ってます。
ここまで読んでくれてありがとうございました
お疲れ様でした!
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